そのまま飾ったり、カフェオレ入れたり
食卓のアクセントとしても引き立ちます

カーネーション模様をステンシル技法で描いたブロカントのカフェオレボウルです。
1940～50年頃のもの。使用感が少なく、とてもきれいな状態です。シミが少しありますが、カケ、ヒビは見当たりません。

◆ カフェオレボウルとは

カフェオレを飲むための食器として取っ手がなく、丸い形が特徴のフランス生まれの器です。フランスの厳しい冬の寒さをしのぐために、19世紀にたっぷりのカフェオレを飲んだり、そこにパンを浸して食べたりすることが流行り、口が広く、取っ手なしでカフェオレの温かさを手で感じられるボウルになったとか。日本でいう小丼のようなコロンとした形が人気となりました。

サルグミンヌは、フランスとドイツの国境に隣接する街。そこに1780年代に創業された陶磁器メーカー「サルグミンヌ」があります。その品質の高さから、上流階級の貴族をはじめ一般市民からも人気となりました。19世紀からカフェオレボウルの製造地として有名で、今回ご紹介したカフェオレボウルにはサングミンヌの刻印が入っています。

◆ ブロカントの魅力

ブロカント（Brocante）とは、フランス語で直訳は蚤、そこから蚤の市などの古道具市や、古道具、中古品を意味する言葉です。 美しいガラクタの意味も。アンティーク（骨董品）は希少価値があって100年以上たったものを指すことが多く、まさに暮らしの古道具というのがブロカントです。現代物とはひと味違った優しいぬくもりのある雰囲気があります。

彫りのあるフォルムで持ちやすい形です。サルグミングの刻印入り。

とれない黒点がありますが、全体にきれいな状態。

◆ KIKIさんコメント

友達のAMIちゃんが探してきたカーネーションのカフェオレボウル。優しい雰囲気で棚におくだけで幸な気分に。母の日のプレゼントに購入したくなりますね！

◆ AMIさんコメント

カフェオレボウル＆お花が大好きな私が、初めて手に入れたブロカント のカフェオレボウルと同じモチーフです。アペリティフの時にチップスやオリーブオイルを入れたりして、今でもよく使っています。

◆ お手入れ方法とご注意について

陶器で硬度がないため、ぶつかると欠けやすいので、扱うときは注意が必要です。また、古い陶器は、電子レンジやオーブン、直火、食器洗浄機には対応していないので使用しないでください。
使い終わったらすぐ洗うこともポイントです。傷がつかないように柔らかいスポンジで洗い、中性洗剤を使ったら、よくすすいでください。そしてしっかり乾燥させてから収納すると、カビなどが傷から入って発生することが防げます。
丁寧に扱えば、長く愛用できます。

◆ 特典

フランス語のひと言を書いた人気のティッシュ１個とエッフェル塔のハガキ１枚をプレゼントします！

コレクションしてカフェオレボウルでおもてなしも楽しそうです！

〈撮影／山川修一、AMI〉


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