フレンチカントリー調のラヴィエ　オーバル皿。フリル状のフチと小花で愛らしさ抜群です！

飾り皿に、そして食卓のアクセントとしても引き立ちます

ブロカントならではの深みのある赤い色で、花のモチーフは手描き、縁取りはステンシルで彩られ、温もり感のある素敵なお皿です。

こちらはフランスでラヴィエと呼ばれる、前菜を盛り付けるお皿。オーバル、菱形、シェル型とフォルムはいろいろありますが、コンパクトで使い勝手のいい器です。これはオーバル型。1枚でも、食卓のアクセントになり、飾り皿として棚に置くだけでもおしゃれな印象になります。
使用感が少ないとてもきれいな状態です。
カケ、ヒビは見当たりません。

フランス・ロレーヌ地方のバドンヴィレ窯

バドンヴィレ窯は、フランス、ロレーヌ地方ムルト＝エ＝モゼル県のバドンヴィレーに1857年にテオフェィル・フェナルによって設立。早い時期から労働者への利益分配など近代的な経営方針で、高品質の製品を製造し続けてきました。19世紀の磁器製造において重要な会社の一つでしたが、20世紀初頭はアールヌーヴォーのエレガンスな身支度用のコレクションでさらに評判を得ました。1950年頃は、フランスでの磁器製造の30％を占めるほど人気の窯元でした。

裏面の刻印は、同じ年代のお皿でも刻印があるもの、数字だけのもの
Faïencerie de Badonviller バドンヴィレ陶器業の頭文字の　「F.B」 だけのものがあります。刻印がないものが偽物というわけではなく、当時コスト削減のためにスタンプを押さなかったこともあるそうです。

◆ブロカントの魅力

ブロカント（Brocante）とは、フランス語で直訳は蚤、そこから蚤の市などの古道具市や、古道具、中古品を意味する言葉です。美しいガラクタの意味も。アンティーク（骨董品）は希少価値があって100年以上たっているものを表現することが多いので、まさに暮らしの古道具というのがブロカントです。
現代物とはひと味違った優しいぬくもりのある雰囲気があります。

◆AMIさんコメント

「手描きの小花が愛らしすぎ！陶器自体もフリルになっています。お食事の前菜でピクルルスやオリーブ、ティータイムにはショコラやボンボン、フルーツやクッキー、小さなお菓子を盛ったりと想像するだけでも楽しくなります。ブロカントのお皿はプレゼントにもぴったり♪」

◆KIKIさんコメント

「オーバルが使いやすそう！　1枚でもティータイムやランチ、ディナーの食卓が華やぎますね。フレンチカントリー調の優しい花柄、1枚ずつ違う、お気に入りのお皿を見つけていきたいです！」

◆お手入れ方法とご注意について

陶器で硬度がないため、ぶつかると欠けやすいので、扱うときは注意が必要です。また、古いものは、電子レンジやオーブン、直火、食器洗浄機には対応していないので使用しないでください。
使い終わったらすぐ洗うこともポイントです。傷がつかないように柔らかいスポンジで洗い、中性洗剤を使ったら、よくすすぎます。そしてしっかり乾燥させてから収納すると、カビなどが傷から入って発生することが防げます。
丁寧に扱えば、長く愛用できます。

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〈撮影／山川修一〉


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