2024/05/02 10:00
こんにちは! 『セゾン・ド・エリコ』編集部です。
急激に季節が変わり、旅にぴったりの時季になりました。
そんな旅心をくすぐるのは、1年の2/3は海遊びができるという沖縄。
今回は昨年10月に発売の『セゾン・ド・エリコVol.18』から、中村江里子さんがお母様と次女のタカエちゃんと3人で出かけた、沖縄で唯一無二のラグジュアリーリゾートとして人気の「星のや沖縄」で過ごした特別な時間の一部をご紹介します。
セゾン・ド・エリコ通信 Vol.38◆中村江里子さんが母と娘の親子三代で楽しむ「星のや沖縄」の休日
▶読谷(よみたん)村にある「星のや沖縄」。
美しい海を眺める客室で癒され、沖縄の文化を体験
昨年の7月、3年ぶりに実現できた母娘旅。今回は次女のタカエもフランスから参加し、親子三代の賑やかな旅となりました。
水泳をしているタカエの一番のお目当てはプール。ふだんは室内プールで泳いでいますが、こちらでは海を見ながら太陽の下で泳げるので、「日焼けしたい!」と意気込んでいました。
母は、水着をタカエが選んでくれたので、プールサイドで一緒にくつろぐのを楽しみにしていました。
一年中楽しめる海に面したインフィニティプール。泳ぐだけでなく、くつろぐ場所としても使え、夕暮れ時には美しいサンセットを眺められる
目の前に広がるのは、沖縄でも珍しい静かな自然海岸。美しい岩場や自生する植物を見ることができる。隣接する「星野リゾート バンタカフェ」は国内最大級の海カフェでドリンクや軽食を楽しめる
◆リビングと土間ダイニング、眼前の海を楽しむ客室
客室に案内されると、大きな窓の向こうに青い海が広がっていました。海の色は時間とともに刻々と変わり、眺めているだけで癒されます。
私たちが滞在した「フゥシ」というお部屋は、リビングとベッドルームのほかに、土間ダイニングが中心にあるのが特徴です。ここで夕食や朝食をとることができ、お部屋で家族水入らずの団らんができました。
ベッドルームの壁紙は、ストーリーが描かれた琉球紅型(びんがた)で、沖縄らしさに包まれました。
4名定員の「ハル」の客室には、テラスリビングがあり、海をより身近に感じることができる
思わず写真を撮ってしまうほどの夕景の美しさ。母とはお揃いのアヴェクデュクレ(avec deuxclef)のワンピースで
◆沖縄食材の魅力をいろいろ味わえます
星のや沖縄のお料理は、沖縄ならではの食材をたっぷり楽しめます。シェフが下ごしらえしたお料理をお部屋でいただく「ギャザリングサービス」では、島らっきょう浅漬け、もずく酢などもあり、母が「大好物なの!」と喜んでいました。
沖縄の食文化が楽しめる料理いろいろ
暮らすように部屋で楽しめる食事
メインダイニングでは、3月から新たなディナーコース「琉球ガストロノミア~Bellezza~(ベレッツァ)」が登場したそうです。琉球王朝時代の交易がもたらした「医食同源」の教え「クスイムン」から着想を得て「Bellezza」(ベレッツァ・イタリア語で美)に着目したコースで、亜熱帯の気候が育てる沖縄特有の食材を用いて、独自の文化や風土を表現するだけでなく、料理を通して健やかな美へと導く「星のや沖縄」だけの独創的なコースです。どんなおいしさが楽しめるのか、わくわくしますね!
前菜には沖縄で畑作業にも活用される籠「バーキ」を器に使用
温前菜「田芋のニョッキ キャビア」。沖縄で歴史ある食材・田芋(ターンム)を伝統的なイタリア料理ニョッキに
敷地内には南国らしい植物が育つ庭が広がり、散歩も楽しい
海に近い特等席「海辺のテラス」にて
人気の「ぶくぶくジュレソーダ」と「シークヮーサーネード」
◆琉球文化を嗜むアクティビティ
琉球古典音楽の三大流派のひとつ。「安冨祖流(あふそりゅう)」の師範から、三線の指導を受けて
琉球空手のお稽古体験も人気
米を煮出した湯とさんぴん茶を泡立てた「ぶくぶく茶」を味わう
施設内の道場では、沖縄文化を体験でき、ぶくぶく茶のふるまいを受けました。母は茶、タカエは青、私は赤の茶器を選んで、お茶をいただきました。
母が楽しみにしていたのが島の手習い「歌三線」。1時間で演奏できるようになりたいと思っていましたが、そう簡単ではなく、母も私も必死でレッスンすることに(笑)。
今回の旅では、沖縄の文化を学び、食を体験し、プールを満喫し、宿からまったく出ることなく、滞在を楽しみました。親子三代のかけがえのない思い出ができてよかったです。
沖縄No.1のラグジュアリーリゾート
▶星のや沖縄
交通:那覇空港より車で約60分(有料リムジンバス有、要予約)
住所:沖縄県中頭郡読谷村儀間474
料金:1泊1室あたり¥136,000 ~(税・サ込、食事別)※予約は2泊~
☎ 050-3134-8091(星のや総合予約9:30 ~ 18:00)
撮影/山川修一 文/垣内 栄
◆旅支度におすすめアイテム
ECサイトでは、春夏の旅のお供におすすめのアイテムが勢ぞろい!
折りたためる帽子は、必需品です。
江里子さんも愛用。白くならない日焼け止めクリーム。
気軽に試せる、おしゃれなサングラス。
羽織りものは欠かせません!カジュアルにもエレガントにも使えるケープ。
スポーティエレガントなボーダーニット。
旅を楽しみましょう!
By セゾン・ド・エリコ編集部、撮影/山川修一
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