2023/10/25 10:00

こんにちは! 『セゾン・ド・エリコ』編集部です。
秋冬の旅で、大人気の美味食材のひとつ「松葉蟹」。毎年蟹漁解禁期間中(11月6日~3月20日)だけ味わるという「蟹」の旅第2弾!
今回は『セゾン・ド・エリコ』Vol.17の旅企画から、もう1軒。日本最古の温泉宿の一つといわれる島根県玉造温泉で、全室露天風呂付きの「界 玉造(たまつくり)」をご紹介します。


セゾン・ド・エリコ通信 Vol.30◆名湯・玉造温泉も、11月7日から松葉蟹漁が解禁! いにしえからの美肌湯と日本酒に親しむ宿、島根県「界 玉造」に注目


近くに、日本百景の一つ、宍道湖が。わずかに塩分を含む汽水湖で、しじみが有名です。

こちらもこの期間ならではの松葉蟹の会席を味わうプランが登場、これからの日本旅におすすめです!


タグ付き活松葉蟹会席のイメージ


◆全室露天風呂付き!

美肌名湯の温泉宿

出雲の旅のもう一つ、おすすめは「いにしえの湯と出雲文化を遊ぶ宿」をコンセプトに全客室を完全リニューアルして2022年秋に開業した「界 玉造」です。


玉湯川に面した、日暮れの「界 玉造」外観

733年に聖武天皇に奉上されたという「出雲国風土記」にも美肌湯として綴られている玉造温泉。うるおい成分を多く含んだ化粧水のような泉質が特長です。入浴後の肌のしっとりさを実感すると、リピーターが多いのも納得します。


玉湯川沿いに「界 玉造」ほか温泉宿が並び、古くから旅情を感じる温泉街。日が暮れると数々のランタンに火が灯り、湯上りの散歩におすすめ。川辺には無料の足湯、美肌や良縁のパワースポットが点在。日帰り温泉施設もあり、近隣からも美肌湯を求める訪問客も多いそう。



フロントから太鼓橋の渡り廊下を通って客室へ。池のある日本庭園が古いよき温泉旅館を彷彿させます。

島根が日本酒発祥の地でもあることから、客室は「日本酒文化体験」をテーマに整えました。酒造りの麹室をイメージに木をふんだんに使用したリビングコーナーには酒樽のテーブル、また伝統産業の勾玉やめのう、天野紺屋の藍染、鍛冶工房弘光の行灯で落ち着いた雰囲気に。全客室に半露天風呂が付いていて、大浴場とともに美肌湯の温泉三昧を楽しめます。


ご当地部屋「玉湯の間」。飾りの藍染は1枚1枚手作りで山陰の情景を表現。リビングの左奥に、温泉が楽しめる半露天風呂。


リビングには酒樽のテーブル。


1階の半露天風呂は檜。湯は24時間使用可能。行灯は出雲の景色を影絵のように表現した鍛冶工房弘光のもの。


神殿から湯が沸き、檜の温泉玉が浮く大浴場。


大浴場の露天は岩風呂風。


大浴場内には、温泉水パックができるコーナーも。まさに化粧水のような温泉を体験。


◆日本酒発祥の地の文化体験

島根県の食材や文化を取り入れた宿「界 玉造」では、島根が日本酒発祥の地であることから日本酒文化をキーワードにしています。


大浴場の入り口にセットされた、フェイスパック用シートと日本酒。升にお酒を注いでシートとともにお風呂に持ち込めるのがうれしいサービス。使用後は肌がしっとりもちもちに!


ショップには、体がほっこり温まる、オリジナルのお風呂専用の日本酒も。おみやげに喜ばれます。


島根地酒マイスターの資格を持つスタッフが常駐する「日本酒BAR」。県内の約30ある酒蔵から選りすぐりの日本酒42種を集めていて、その歴史や味わいを知ることができます。飲みやすいものから、クセのあるものまで、その魅力を語るスタッフの熱意にも感動します。


すぐ前の通路には各酒倉の酒樽が並べられて圧巻。


「日本酒とおつまみのセット」は客室でも注文可能。飲み比べもできます。


◆出雲文化にふれるおもてなし、茶の湯体験

玉造温泉から車で約20分の松江の文化も加わった独自のおもてなしを提案しています。
200余年前、松江城七代藩主松平不昧公が熱心に学び発展させた茶の湯もそのひとつ。


江戸時代に茶の湯文化が栄えた松江は、現在も京都、金沢と並び、その文化が継承されています。日本庭園に面した茶室で、地元松江の三斎流(さんさいりゅう)のお点前でお菓子と本格的なお点前を体験。座敷に正座ではなく、立礼(りゅうれい=椅子席)で行われ、いただき方から設えなどの説明もあり、初心者でも安心して参加できます。


お菓子は松江の「清松庵たちばな」の「いにしえ」。抹茶は「茶三代一」製。


◆ご当地楽は、迫力の「石見神楽 大蛇(おろち)」

出雲の伝統「石見神楽(いわみかぐら)」を「界 玉造」でもスタッフが披露。素戔嗚尊(スサノオノミコト)が大蛇を日本酒で酔わせ戦う、日本酒発祥の地にちなんだ演目。戦いの場面の激しさに目が離せない。間近で観る機会がない神楽、スタッフとはいえ、練習を重ね、地元の指導も受け続けているため、見応えは十分です。




◆タグ付き松葉蟹の特別会席を予約して

「季節の特別会席」では八寸やお造りを盛り合わせた宝楽盛りは、茶席をイメージした設えで登場。春から秋に提供されるメインは、宍道湖名産のしじみのうま味を堪能できます。


日本酒に力を入れているだけあって、地酒と料理とのペアリングコースも用意。「ご当地先付け」は日本海で獲れるのどぐろの炙りを使った1品でコースが始まります。


そして「極み タグ付きの活き松葉蟹づくし会席」。


蟹は、お刺身から焼いて、揚げて、お浸しにといろいろ続きます。



そして迫力の奉書蒸し。


蟹みそもたっぷり。まさに蟹づくしの会席は、この時季限定。心ゆくまで旬の蟹を堪能できます。


◆朝食は出雲のご当地料理で


「ご当地朝食」は、ご当地朝食」は、地元酒蔵の酒粕を使用した「鶏つくねの杜氏鍋」を味わえます。その他、しじみのお味噌汁、焼き魚はのどぐろの一夜干し、板わかめはご飯にかけていただくのが地元ならでは。

●界 玉造

アクセス:JR「玉造温泉」駅より車で約5分
住所:島根県松江市玉湯町玉造1237
料金:1名1泊¥38,000~(2名1室利用時、税・サ込、夕朝食付き)
電話:界予約センター050-3134-8092(9:30〜18:00 )


◆旅のおしゃれはアクセサリーで変化を

旅のスタイルは写真に残ることが多いので、ちょっとおしゃれに気を使いたいですね!
ピアスやネックレスなど顔回りにポイントを置きましょう。
江里子さんがよく着けているのは、定番の大粒のパールのリバーシブルピアス。



ゴールドとホワイトのリバーシブルで、顔を華やかにしてくれます。
1粒のイヤリングもあります。






ゴールドでお気に入りは、こちら。


揺れる3つのリングが、優しい雰囲気。カジュアルにもフォーマルにも映えます。


これがECサイト画像ですね。



ECサイトでは、カスミノのワイヤーワイヤークロッシェ すずらん型も人気。こちらはピアス、イヤリングがあります。





かわいい!と声がかかる色石のピアスも、人気です。




ニットやシンプルな装いを引き立てる大振りなネックレスも、ポイントに。



3WAYに使える、ワイヤークロッシェのネックレスも、装いに合わせてアレンジできて便利です。




ちょっとおしゃれして、秋のお出掛けをお楽しみください!


最新号は、江里子さんのおしゃれの大特集です!




By セゾン・ド・エリコ編集部 撮影/山川修一


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