2024/11/08 10:00

こんにちは! 『セゾン・ド・エリコ』編集部です。

「星のや東京」の「深呼吸養生」の後編、食についてご紹介します。

東京・大手町のオフィルビル街にある“塔の日本旅館”「星のや東京」


セゾン・ド・エリコ通信 Vol.47◆免疫力をつける料理で体を調えます

「星のや東京」の「深呼吸養生」、前回はその深呼吸やストレッチ法など、体のメンテナンスについてご紹介しました。今回は、食事についてです。2泊3日のプログラムに含まれるのは、夕食(2 回)、朝食(2 回)、ランチ(1 回)。すべて季節の野菜をふんだんに使ったメニューで免疫力をつけることを目的としています。

 初日の夕食は、薬膳において肺機能を高めると言われる「大根」や「白 キクラゲ」、「豆腐」といった白い食材や、免疫力をつけると言われるキノ コ類を使った「豆乳鍋」です。生姜やねぎ、山椒といった薬味と一緒に食 べることで、体を内側から温めます。



 2 日目の昼食は、30 種類以上の季節の野菜を用いて作る小皿と、生姜を使 ったスープです。素材の味、香り、彩りや食感に意識を集中させ、一皿ずつ 五感を研ぎ澄ませながら味わいます。 

夕食は、ダイニングで、こちらも季節の食材を取り入れた「Nipponキュイジーヌ(後述)」を堪能。深呼吸ストレッチや香りのブレンド体験など、嗅覚や感覚が研ぎ澄まされた後のディナーは、料理の繊細な香りと味わいを、より一層満喫できます。

2泊3日のリトリート体験は、体を動かし、ほぐし、口からは免疫力を高めるものをいただき、また家に帰ってからも持続できるようなアドバイス付き。心身を癒し、メンテナンスにぴったりのプログラムになっています。

▶深呼吸養生(通年) 



◆「星のや東京」のダイニングで味わう「Nipponキュイジーヌ」


地下1階にあるダイニングのエントランス。地層をイメージしたデザインが圧巻です。

現代の快適性を保ちながらも伝統的な和のしきたりを踏襲し、江戸や日本の文化を今に伝える日本旅館ならではのおもなてなしをコンセプトにしています。

ダイニングも星のや東京総料理長 岡亮佑氏が日本全国からよい食材を集め、その地域で育まれた食文化に敬意を払いながらフレンチの世界で培った技術と独自の解釈で展開す「Nipponキュイジーヌ」を提供。

2023年より星のや東京総料理長に就任した岡氏。フランス料理で培った経験を存分にいかし、シンプルな見た目からは想像できない素材の味をいかした料理を考案しています。


「星のや東京」に宿泊しないと体験できない、創造性にあふれた料理のコースから一部のイメージをお見せします。

ダイニングは個室、半個室で構成されています。モダンながらも日本文化を意識した空間でお料理が楽しめます。


〈2023年の秋の限定メニューより〉島根の奉書焼きから発想した、脂ののった太刀魚に松茸、帆立てのムースを合わせて奉書で包んで焼き上げたもの。仕上げには砕いたアーモンド入り青ゆずのフェッテをのせて。複雑な風味と食感、素材の味の融合を実現。


〈2023年の秋の限定メニューより〉滋賀県琵琶湖の固有種、琵琶鱒のバターソテーにと山形を代表するシャキシャキした山形青菜の漬物、おみ漬けを組み合わせた一品。さらにチーズの酸味が効いたソースをたっぷりからめ、絶妙な味わいに。

今年はどんな料理に進化しているのでしょうか。楽しみすぎます!
「Nipponキュイジーヌ」33,880円/1名様(税・サービス料10%込)宿泊者限定、要予約。宿泊料別。



◆2025年を晴れやかに迎えるための「東京開運滞在」プログラム


「星のや東京」ではさまざまな日本文化を体験したり、街を楽しむアクティビティが用意されていますが、そのなかで、最後に来る新年のプログラムもご紹介します!

前年の厄を断ち切り、さらに運を呼び込みむために、神事での奉納はもちろん、厄払いのための「剣舞」の稽古、開運深呼吸なども含めたプログラムです。2025年は巳年。そこで、祈祷に参拝するのは、白蛇日本三大聖地のひとつであるといわれている、創建700年以上の歴史がある蛇窪神社です。

東京・品川区にある蛇窪神社へ参拝と祈祷。


◆剣舞の稽古で厄払い

チェックインの後に、まず行うのは厄払い。かつて武士階級の人々が生み出した伝統芸能「剣舞」の稽古を、運気を上げるために行います。

指導は江戸・神田に道場を構えていた剣術流派「北辰一刀流」の師範。雑念を取り除きます。


◆アクティビティと朝食で心身を調えます

剣舞で厄を払った翌朝は、日の出の時間に朝日を望みながら深呼吸。

地上160mのビルの屋上で、東京の街を眼下にして深呼吸。気をめぐらせます。

そして朝食は、日本料理の五味(甘味、酸味、塩味、苦味、辛味)・五色(赤、黄色青〈緑〉、白、黒)・五法(生〈切る〉、煮る、焼く、蒸す、揚げる)のすべてのバランスを調えることに突き詰めた和朝食を味わうことで、心身ともに幸福感に満たされます。


優しい味付けで丁寧に仕上げられた「めざめの朝食」で新年の朝を過ごして。


◆温泉で身を清め、蛇窪神社で参拝

朝食後、天然温泉で体を温めて身を清め、参拝に向かいます。

星のや東京のスタッフが案内。開運参拝コースを経てお詣りします。

神職が境内ツアーで案内、正しい参拝方法なども伝授という、通常の参拝では体験できない特別な時間が過ごせます。
詳細は星のや東京のHPでご確認ください。
新しい年の幸せを願って、素敵なスタートとなるプログラムです。

●星のや東京
交通:JR東京駅丸の内北口から徒歩10分(850m)
住所:東京都千代田区大手町一丁目9番1
☎ 050-3134-8091
(星のや総合予約9:30 ~ 18:00)

撮影/山川修一、寺岡みゆき 文/垣内 栄



◆体を温めて免疫力を高めるアイテム


免疫力を高めるには、体の保温も大切です。入浴や食事のほか、冷やさないことも重要。ECサイトでは、体を保温するアイテムも揃えています。

厳選された高品質のカシミヤ原料を丁寧に紡いだ高級カシミヤ糸。膨らみと柔らかさを感じるように太く紡いだ糸を使った、無縫製のインナートップスやパンツ、レギンス。

最高の肌触りとぬめり感、環境に優しいサスティナブルな最高級インナー。原料紡績から製品まで国内の管理の行き届いたジャパンクオリティー工場で丁寧に作り上げたもので、優しくフィットするフォルムになっています。薄いので重ね着してもすっきり。

江里子さんからも寒い冬のおしゃれには心強い味方、とメッセージが届きました。



◆お肌の乾燥が気になる時期は、上質のクリームで保湿を!


エヴィドンスドゥボーテ「ラ クレーム リッシュ」(エモリエントクリーム)は、高い保湿力のあるクリームです。ふっくらとみずみずしい素肌へと導くアイテム。デイリーケアにお使いください。
江里子さんも「これは、とにかく保湿力のすごいクリーム。私は乾燥肌なうえに、1年中乾燥しているパリに住んでいるので、とにかくしっかり保湿してくれるクリームが必要!! と頼んでつくってもらったものです。年齢を重ねた肌は、それなりに栄養が必要ですね。1年中、使っていただけるクリームです!!」





撮影/山川修一 文/セゾン・ド・エリコ編集部 
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